日記

ソロモンの偽証読了

こんにちは、miikoです。
今回の記事は読書についてです。
ソロモンの偽証全6冊を読了しましたので
その内容と映画版との違いについて書いていきたいと思います。


ソロモンの偽証とは…

ソロモンの偽証は宮部みゆきさんの小説で、文庫化されています。
全部で6冊全て約500ページという大作です。
1巻~2巻は事件編
3巻~4巻は決意編
5巻~6巻は裁判編
となっています。
ネタバレもありますので今から読まれる方はご注意下さい

ソロモンの偽証のあらすじ

ソロモンの偽証のあらすじです。
文庫本で約500ページ6冊ですので読み応えがありました。
簡単にと思いましたが…
なかなか簡単にまとめるのは難しいのですが…

事件編

1990年のクリスマスの朝中学校で2年生の男子生徒の転落死体が見つかる。
この男子生徒はこの学校の2年生の柏木卓也だった。
当初この生徒は不登校だったのと、争うような物音を聞いたと言う証言も無い事から
自殺だと断定された
年が明けて1月7日始業式の前日、学校と親が刑事のクラスメイト藤野涼子の家に告発状が届く。
告発状の内容は、柏木君は自殺ではなく、大出君達に突き落とされた。現場を目撃したとのこと
この事を警察に知らせてほしいとの内容だった。
学校と警察はこの告発状は真実ではないと判断して公表はしなかった。
4月テレビの報道特集でこの事が放送される。
告発状が届いたと、この告発状に書いてる事が真実であるような放送だった。
この告発状は担任に届いたはずのものが盗まれたものだった。
この事で浅井松子が交通事故で亡くなってしまう。
浅井松子は告発状の差出人ではないかと噂されてた三宅樹理と友達で
一緒に告発状を書いたのではないか?と言われてたが投稿するのに付き合っただけだった。
浅井松子は告発状が真実ではないと知って、告発状を書いた本人三宅樹理に真実を話すように説得しに行って、断られて帰り道交通事故にあった。

決意編

生徒が2人も亡くなってるのに真実が明らかにされていない事で、
藤野涼子が学校の反対を押し切って学校内裁判を行う。
大人を入れずに全てを生徒で行う裁判。
被告人は名指しされた大出俊次、学校一の問題児。
検事は藤野涼子、弁護人は神原和彦、弁護助手に野田健一、
弁護人の神原和彦は他校の生徒で柏木卓也の友人だった。
彼には不幸な過去があった。
幼い頃に両親を亡くした、父親がアルコール依存状で母親を殺害し、
父親も逮捕後拘置所で亡くなった。
彼は母親の親友に引き取られて今は付属中学に通い普通に暮らしていた。

裁判編

学校裁判が始まり、明らかになった事実は、
柏木卓也は自殺、告発状の内容は真実ではなかった。
神原和彦が柏木君が亡くなる直前まで一緒にいた。
柏木卓也君は神原和彦の過去を知った、柏木君は少し変わった子供だった、
どこか少し冷めていた。
不登校になったとされた原因は大出君達との喧嘩が原因だと思われていたが、
柏木君自身がもう学校に行くのをやめようと思い、その前に大出君達にわざと喧嘩を仕掛けた。
神原君とも最初は友達関係だったが、どうして辛い過去があるのに行きていけるの?
自分は辛い過去が無くても、行きている意味が見出せない。
だから辛い過去を思い出させるために、クリスマスイブに両親との思い出の場所を回って
生きていくのが辛いように仕向けるつもりだったが、神原和彦は楽しい思い出もあったと
だから僕は生きていくと話した。
柏木君は神原君を夜遅くに学校の屋上に呼び出した。来ないと飛び降りると脅して
学校の屋上でも、どうして君は何事もなかったように生きているんだ?と
今日思い出の地を巡ってどうだった?とか君は生きる価値がないとか
神原君はもう付き合いきれなくなって、帰ろうとすると帰るならここから飛び降りると、
もう勝手にすれば?飛び降りたければ、飛び降りたらと言ってその場を去った。
翌日柏木君が亡くなったのをニュースで知った。
自分こそが柏木君を死なせたと弁護人を買って出た
自分を裁いて欲しいと、だがこの裁判の被告人は大出君で神原君ではない
君は誰にも裁かれないと…。

映画版のソロモンの偽証

映画版は前編と後編の2本に分かれています。
前編は事件編
後編は裁判編です
今、Amazonのprimeビデオで観られますよ。
私も原作本を読んだ後観ました。
やっぱり前編と後編になっても描かれていない点もありましたので
映画版と原作の相違点について書きます。

映画版と原作との違い

映画版では冒頭、学校裁判の20年後、藤野涼子が教師となって
母校に戻ってくるところから始まります。
学校裁判は校長が変わる度に語り継がれていると現校長から真実を聞きたいと言われて
物語が始まります。

原作では教師になって戻ってきたのは野田健一です。
冒頭とラストで藤野涼子が語ってた事は原作ではラストで野田健一が話しています。

藤野涼子は弁護士になり、神原和彦と結婚しています。
これは原作の6巻に20年後の偽証事件「負の方程式」に描かれています。

また映画版で藤野涼子と野田健一が死体の第一発見者となってますが、
原作では野田健一ひとりです。

野田健一は映画版では太った体型の弁護助手になっていますが、
原作では痩せて小さな目立たない生徒です、
藤野涼子とも最初はあまり接点がなかった。
家庭に問題があり、追い詰められて両親の殺害を決意するが寸前のところで思い止まる
そんな野田健一のところに駆けつけたのが向坂行夫と藤野親子です、
そこらあたりから藤野涼子とも仲良くなっていきます。

向坂行夫と倉田まり子は原作では陪審員になっていますが、映画版では検事助手です。
倉田まり子も原作では少し太った女の子という設定で、
藤野涼子と友達でいつも涼子に頼り切っていますが、
裁判が始まるといつも心配して気にかけています。

映画版で藤野涼子が柏木卓也に咎められる場面がありましたが
原作ではほぼ接点はないです、映画版で出てこない
藤野涼子の親友の演劇部員の生徒と柏木卓也は接点がありました。
このあたりも映画版では描かれていませんでした。

原作では結構重要な登場人物が映画版では出てこなかった。
柏木卓也の兄です、柏木卓也は小さい頃から身体が弱く、いろんな病院にかかっていた
両親もそんな卓也にかかりっきりで兄は父方の祖父母に任せっきりだった
兄が高校受験の時、弟卓也と喧嘩をします。兄は卓也の計算した行動に気づいていた。
その事がきっかけで兄は高校は家を出て祖父母の元で暮らすようになる。
そんな経緯があるから、兄は卓也はいじめくらいで自殺はしないと思っていた。

最後に…

ソロモンの偽証について今回は書いてみましたが、
原作本は母が買ったもので、借りてから何年も放置してました
全部で6冊で最初読んで断念しての繰り返しでしたが、今回やっと読了しました。
映画版も観ましたが、6冊もの大作を2本の映画に全て描くのはやっぱり無理なようで
少し違うところもありましたが読んで少し考えさせられました。

ABOUT ME
miiko
パンとお菓子を作るのが好きで、apple製品が大好きです。 何にでも興味津々です。 60代の主婦目線でいろんなことを綴ってます。 キャッシュレスとポイ活もやっています