レビュー

Vitantonioのヨーグルトメーカーが多機能だった

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こんにちは、miikoです。
自家製ヨーグルトを作り始めて約28年になります。
四半世紀以上?この期間途中作らなかった時期もありますが
ずっと作り続けてこられたのは、ヨーグルトメーカーを使ってるからだと思います。
最近のヨーグルトメーカーはヨーグルト以外にいろんなものが作れます。
今回の記事はヨーグルトメーカーで出来ることと実際に作ったものについて
書きたいと思います。

Vitantonioのヨーグルトメーカー

私の使ってるヨーグルトメーカーはVitantonioのVYG-11です。

このヨーグルトメーカーを購入したのは3年以上前になります。
当時の購入金額は3,980円と記憶しております。
実はこのヨーグルトメーカーは3台目になります。
冒頭でもお話ししましたがヨーグルトメーカーは28年以上使っていますが
今までほぼヨーグルトしか作ったことが無かったのですが、
最近付属のレシピブックを見て、いろんなメニューに挑戦してみました。

Vitantonio VYG-11の設定できる温度と時間

私が使ってるVYG-11はもう古い機種になりますが
温度設定とタイマー時間は以下となります。

  • 温度設定… 25℃〜70℃
  • タイマー…0.5(30分)〜99時間

ヨーグルトメーカーで出来る事

ヨーグルトメーカーでできる事は主に
乳製品やその他食品の発酵と低温調理となります。
ですが、ヨーグルトメーカーによって温度と時間設定が異なります。

Vitantonioヨーグルトメーカーの使い方

このヨーグルトメーカーの使い方は簡単です。
付属の内容器または耐熱温度120℃以上の容器に材料を入れて、
温度と時間をセットしてスタートボタンを押すだけです。
※ヨーグルトは牛乳パックで作ることもできます。

最近の機種はメニューがいくつか登録できるものや
温度と時間をメモリーできるものもあるようです。

ヨーグルトメーカーで実際に作ってみた

Vitantonioのレシピブックやネットで検索して実際に作ってみました。
容器やかき混ぜるスプーン等は消毒した清潔なものを使ってください。

今までに作ったもの
  • ヨーグルト
  • 塩麹、醤油麹、甘酒等の発酵調味料
  • 温泉卵
  • 低温調理(鶏ハム・ローストビーフ)

ヨーグルト

ヨーグルトは基本ですので簡単に説明いたします。
市販のヨーグルトを種ヨーグルトとして使ったり
または種菌を使って簡単に作る事ができます。
ヨーグルトの種類によって発酵温度が異なります。

主なヨーグルトの発酵温度と時間
  • 市販のヨーグルト 40℃ 約7時間
  • カスピ海ヨーグルト 27℃ 約7時間
  • ケフィアヨーグルト 25℃ 24時間

※カスピ海ヨーグルトは粉末の種菌から発酵する場合は
24時間以上かかります。
カスピ海ヨーグルトを種ヨーグルトにする場合は
約7時間程で出来上がります。

市販のプレーンヨーグルトで作る場合

  • 牛乳 1,000ml
  • プレーンヨーグルト 100ml

容器に牛乳とヨーグルトを入れてよくかき混ぜて、40℃で7時間で完成です

R-1ドリンクタイプを種菌としてヨーグルトを作ってみた

R-1ドリンクタイプを種菌としてヨーグルトを作ってみました。
作り方は同じです。
R-1のドリンクタイプを牛乳の中に入れてかき混ぜて
43℃で7時間で完成です。

牛乳パックで作る場合はこのドリンクタイプの容量が112mlですので
全部入れると蓋がしづらい状態になりますので、
煽れないように注意が必要です。

どっろと粘り気のあるヨーグルトになりました。
市販のヨーグルトに似た感じです。

ケフィアヨーグルト

最近10年ぐらいはずっとケフィアヨーグルトを毎日食べています。

ケフィアヨーグルトとは?

ケフィアは長寿の人が多いコーカサス地方で飲まれてる発酵乳です。
ケフィアヨーグルトは6種類の乳酸菌と酵母が含まれ、一度に多種類の乳酸菌と酵母を摂ることができます。

ケフィアヨーグルト種菌を牛乳に混ぜて作ります。
ケフィアヨーグルトの種菌は販売されてる会社が数社あるんですが
私はLaby Labの種菌を使用しています。

当初は数社のケフィアヨーグルトの種菌を購入して比べてみたのですが、
Laby Labの種菌が1年を通して安定して
綺麗なヨーグルトが作れるので、ここの種菌を購入しています。
またここの種菌は牛乳に振り入れるだけで溶けますので、混ぜる必要がないです。
Vitantonioのヨーグルトメーカーは牛乳パックでヨーグルトを作れるので、混ぜなくていいのは大変助かります。

この種菌はロイヤルケフィアプロプラスというもので、6種類の乳酸菌と酵母とビフィズス菌も入っています。
詳しくはこちら

ケフィアヨーグルトの作り方
  • 牛乳500ml
  • ケフィアヨーグルト種菌 1本

容器に牛乳を入れて種菌を入れて、25℃で24時間で完成です
※1000mlの牛乳パック使用の場合は種菌は2本使用します。

Laby Lab以外の種菌を使用の場合は、種菌の説明書に従ってください。
Laby Labの種菌はかき混ぜ不要です。

このケフィアヨーグルトはさらっとしてて、酸味もあまり感じません。
普段はナッツ類を素焼きしたものにオリゴ糖などをトッピングして食べています。

塩麹・醤油麹・甘酒等の発酵調味料

塩麹、醤油麹は旨味たっぷりの調味料で、
肉や魚に漬け込んだら柔らかく旨味も増して美味しいですね。
また甘酒は飲む点滴と言われ、美容と健康に良いとされています。

10年くらい前に麹生活をしていた時期があります。
塩麹、醤油麹を自宅で作っていました。
その当時は、ヨーグルトメーカーで麹を使った発酵調味料ができるのを知らなくて
毎日混ぜて、1週間〜10日程かけて作っていました。
これが、ヨーグルトメーカーを使うと、塩麹、醤油麹は約6時間
甘酒は8時間〜10時間で作れます。

塩麹・醤油麹

塩麹と醤油麹の作り方は同じです。
材料が異なるだけす。

塩麹
醤油麹

塩麹の作り方

  • 乾燥米麹 200g
  • 水    250〜300ml
  • 塩    60g
  1. 内容器にほぐした米麹、塩、水を入れて、よくかき混ぜる。
    ※水は麹が浸かるくらいで調整してください。
  2. 内容器の蓋を閉め、本体に入れて、温度は60℃で6時間で完成です。

醤油麹の材料

  • 乾燥米麹 200g
  • 水    100ml
  • 醤油   250ml    

醤油麹の作り方は塩麹と同じです、全ての材料を内容器に入れて
よくかき混ぜて、温度60℃で6時間で完成です。

甘酒

甘酒の作り方も塩麹、醤油麹と同じですが、甘酒は8時間〜10時間かかります。
甘酒の材料には砂糖は入れませんが、じっくりと発酵させることで甘味が出てきます。
最初にこの甘酒を飲んだ時は感動しました。

甘酒

甘酒の作り方

  • やわらかめに炊いたご飯 約200g
    ※あたたかいご飯を使用
  • 乾燥米麹 100g
  • 水 100ml〜150ml
  1. 内容器にご飯と水をいれ、よくかき混ぜる
  2. 米麹も入れてよく混ぜる、混ぜにくい場合は水の量で調整する
  3. 内容器の蓋を閉め、容器を本体に入れる
  4. カバーをかぶせ、温度60℃で8時間〜10時間に設定してスタートボタンを押す
  5. 甘味が出ていれば出来上がり

※ご飯は普通に炊いたご飯に熱湯を加え混ぜて柔らかくしても使えます。
甘酒は温度を50℃〜60℃に保つ事で美味しい甘酒ができます。

温泉卵

温泉卵はなかなか作るのが難しいですが、
ヨーグルトメーカーなら簡単に作ることができます。
我が家はこの温泉卵をパスタ、サラダ、丼にと重宝しています。

温泉卵の作り方

  • 卵 4個(Mサイズ)
  1. 内容器に卵を入れる
  2. 沸騰したお湯を卵が浸かるまで入れる(熱湯使用の為火傷に注意)
  3. 内容器の蓋をして、本体にセットして温度65℃で0.5時間で完成です

4個までのお好きな個数でできます。

温泉卵は出来上がるのに30分かかります。
我が家はスチームオーブンレンジがありますので
それを使ったら約18分でできますので
温泉卵はヨーグルトメーカーではあまり作りませんが、
スチームオーブンレンジを使用中の時には使っています。

低温調理(鶏ハム・ローストビーフ)

この低温調理は今回初めて作ってみました。
鶏ハムとローストビーフが一晩調味料に漬け込んで
後は熱湯につけて3時間で完成するのが驚きです。

鶏ハム

鶏ハムの作り方

  • 鶏胸肉 1枚(250g〜300g)
  • 塩麹 鶏胸肉の重量の1割(25g〜30g)
  1. ジッパー付きの保存袋に鶏胸肉と塩麹を入れよく揉んで一晩寝かせる
  2. 内容器に熱湯を半分くらい入れて、ジッパー付き袋ごと肉を入れて、袋が熱湯に浸かるまでお湯の量を調整する
  3. 内容器の蓋をして本体にセットして、温度63℃で3時間で完成です。

鶏ハムも以前はお鍋で茹でてましたが、
鶏胸肉を使うのでパサつく事が多くてあまり作らなくなっていたんですが、
今回ヨーグルトメーカーで作ってみて、
こんなに簡単にしっとりとした鶏ハムができたことにびっくりしました。
鶏胸肉は高タンパク、低カロリーなのでたくさん食べても罪悪感がなくていいですね。

ローストビーフ

ローストビーフの作り方

  • 牛もも肉(赤身) 300g
  • ローリエ 1枚

(調味液)

玉ねぎ、にんにく、醤油、はちみつ、赤ワイン等お好きな調味液

  1. 牛もも肉に塩少々を擦り込みタコ糸で縛る
  2. 調味液の材料をブレンダーにかける
  3. ジッパー付き袋に牛もも肉と調味液とローリエを入れて、空気を抜いて一晩漬け込む
  4. 内容器に半分くら熱湯を入れ、ジッパー付き袋のまま肉を入れ、袋がお湯に浸かるまでお湯の量を調節する。
  5. 内容器の蓋をして本体にセットして温度62℃で3時間で完成です。

これで本当にローストビーフができるのか?半信半疑でしたから
お肉も手頃なものを買ってきましたが、
ちゃんとできてました。お味も普通に美味しかったです。
普通ローストビーフって長く煮込んだり、圧力鍋使ったりと大変だと思いますが
こんな簡単にできるならまた作ろうと思いました。

最後に…

今回はvitantonioのヨーグルトメーカーで出来ることと
実際に作ってみたレビューを書きました。
ヨーグルトメーカー使用歴28年以上でしたが、
ほぼヨーグルトしか作ったことがなく今回いろいろ作ってみました。
このVitantonioのヨーグルトメーカーは約4,000円程で購入したもので、
それでこんなに多機能だった事に今更ながら驚いています。
今回の記事が、ヨーグルトメーカーの購入で迷われてる方の参考になれば幸いです。

ABOUT ME
miiko
パンとお菓子を作るのが好きで、apple製品が大好きです。 何にでも興味津々です。 60代の主婦目線でいろんなことを綴ってます。 キャッシュレスとポイ活もやっています