こんにちは、miikoです。
今回の記事は1年前に買った洗ってたためる発酵器PF102のレビューと
それまで使ってた大正電機のSK-15から買い替えた理由について書きます。
発酵器を購入した理由
まず最初に発酵器を購入した理由について書きます。
主な理由は2点になります。
- 発酵器があれば発酵終了時に合わせてオーブンの予熱ができる
- 発酵機能が優れてるのでワンランク上のパンが焼ける
最初に購入するまでは相当悩みました。
オーブンは持っていてそれで発酵はできますし、何より高価な買い物ですので。
購入した初代発酵器大正電機SK-15は33,590円でした(2009年2月購入)
ですが買ってよかったです、どうしてもっと早く買わなかったのかと思いました。
パン作りが一段と楽しくなりました。
発酵器があれば発酵終了時に合わせてオーブンの予熱ができる
発酵器を購入したいちばんの理由は発酵終了時にオーブンの予熱が完了して
すぐにパンが焼ける事です。
パンの発酵はどのように行われていますか?
私は以前はオーブンの発酵機能を使って発酵を行っていました。
その場合オーブンで発酵終了後にオーブンを焼成温度まで上げなければなりません。
機種にもよりますが、焼成温度まで上昇するのに10分近くかかっていました
その間にパンが過発酵になってしまいます。
またその時間を見越して早めに発酵を終了して、オーブンの予熱を行うと少し発酵不足の状態だったりと時間の見極めが難しかったです。
特にメッシュパンを焼くときは、難しいです。
過発酵だとメッシュ型に生地が引っ付いて取り出すのが大変で
また発酵不足だとメッシュの型がパンにつかずのっぺらぼうのパンになります。
発酵機能が優れてるのでワンランク上のパンが焼ける
発酵器はさすが発酵に特化した機械です。
オーブンの発酵機能に比べて発酵機能が優れています。
温度と時間を設定すれば、発酵終了時のパンの状態がオーブンで発酵した時よりも
ワンランク上のような感じがします。
日本ニーダーの洗えてたためる発酵器PF102
昨年購入した発酵器は日本ニーダの発酵器PF102です。
この発酵器は使わない時にはたたんで置いておける発酵器です。
また天然酵母の発酵にも使えるように温度設定と時間設定の範囲が広いです。
PF102の主な仕様
- 幅…49.8cm
- 奥行…42.4cm
- 高さ…45.5cm
- 温度設定…20℃〜45℃
- タイマー…1分〜12時間
購入金額 32,800円(2018年1月16日現在)
実際に洗えてたためる発酵器を使ってみた
実際に約1年近くこの発酵器PF102を使ってみました。
全体的にはほぼ満足しています。
PF102 組み立ては1分でできる?
この発酵器は日本ニーダ株式会社のHPによりますと
組み立ては簡単で1分で組み立てができると記載がありました。
実際にやってみましたが、私は最初は90秒かかりました。
慣れたら1分でできるようになるんでしょう。
私は不器用なのでその辺を考慮して組み立ては簡単にできる発酵器です。
上記の画像は組み立て時と折りたたみ時の画像です。
そんなにコンパクトに折りたためるわけではないです、
私はよくパンを焼きますので、別に折り畳む必要ないかと
今はずっと組み立てた状態で置いています。
PF102のレビュー
コンパクト設計
以前に使ってたSK-15に比べてコンパクトです。
以前のSK-15では置けなかった場所に設置することができました。
中には仕切の棚板が2枚と下段用棚板1枚がありますので
鉄板3枚分の発酵ができます。
棚板を買い足せば6段まで使えるようですが1段の高さが相当低くなります。
また仕切用棚板は取り外せますので、食パン型2斤が4つまで入ります。
コンパクトですが家庭で使うには十分です。
予熱が必要
このPF102は最初に電源を入れて、温度と時間を設定します。
そこから予熱が始まります。
以前使ってた大正電機のSK-15は予熱の必要がなかったのでそれが戸惑いました。
使用前にあらかじめ予熱をする必要があります。
季節によっては予熱に時間がかかります。
SK-15には予熱の概念がなかったのでしょう。
電源入れてすぐにスタートで設定温度になったら保温する感じなんでしょう。
使い始めにプラスチック臭がする
全面がプラスティックなので最初はプラスティック臭が結構しました。
パンにこの匂いが移る事はなかったですし、
1年経った今は気にならなくなりました。
扉が右開きと左開きどちらでも使える
扉の取り付け時に右開きと左開きとどちらにも対応していますので
置き場所によって変えられます。
使用後は扉を半開きで固定して乾燥が簡単にできる
扉は透明なので、開かなくても発酵状態の確認ができます。
天然酵母のパンの発酵もできる
温度設定と時間設定の設定範囲が広いので、イースト発酵から、天然酵母の発酵までパンの種類を選ばない。
天然酵母のパンの一次発酵は温度が約24℃で7時間発酵しますが
それがほぼ放置でできます。
大正電機SK-15から日本ニーダPF102に買い替えた理由
PF102の前に使ってた発酵器は大正電機のSK-15です。
この発酵器は有名で今でも販売しています。
大正電機SK-15の主な仕様
- 幅…43cm
- 奥行…47.5cm
- 高さ…68cm
- 温度設定…28℃〜41℃
- タイマー…1分〜60分
高さがあり、棚板も4段あったので、一度にたくさんのパンを発酵できました。
作りがシンプルなので、壊れる事もなく10年間使いましたが
まだまだ現役で活躍できました。
また使い方もシンプルです。
大正電機SK-15を手放した理由
このSK-15はよく使用しました。
不満点はなく、いつも時間通りに発酵を終了してくれました。
天然酵母のパンを作るようになり、天然酵母のパンの発酵温度と時間に
対応してなかったので手放しました。
もし、天然酵母のパンに興味を持たなかったら、今も使っていたと思います。
大正電機SK-15と日本ニーダPF-102を使ってみて
発酵器の機能、発酵はSK-15の方が良かったように思います。
予熱を気にしなくても時間通りに発酵が終了しました。
イーストのパン専用ならSK-15をお勧めします。
天然酵母のパンをよく作るのであれば
PF102の方が温度設定もタイマーも天然酵母に対応してて
ほぼ放置で発酵が終了しますのでお勧めです。
PF102は温度設定が20℃〜45℃なのでパン以外のヨーグルトの発酵にも使えます。
バターを室温に戻すのにも便利です。
私はよくケフィアヨーグルト作ってますが、これが25℃で24時間ですので
この発酵器でもできます。
最後に…
今回の記事は今まで使った発酵器についてまとめてみました。
どちらの発酵器も時間通りに発酵が完了しますので、発酵がうまくできないと
お悩みでしたらこの発酵器はおすすめです。
一度使うと、パン作りには無くてはならない相棒のようです。
でもこの発酵器の価格はどちらも記事執筆時(2019年2月11日現在)35,000円前後です。
決して安い買い物ではないです。
本当に必要か?よく検討される事をおすすめいたします。
この記事が発酵器購入を悩まれてる方の参考になれば幸いです。